サイクンのヨットレース&エリサ

この週末は、土・日の二日間にかけて、サイクンのヨットクラブでドラムジャムをした。毎年行われる24時間チャリティー・ヨットレースで、たくさんのブースが立つちょっとしたフェスティバルだ。日曜はソナムお休みで、彩を連れて出かけた。楽器や椅子を運んだり、円形に並べたり、彩はピチュと私の仕事をいろいろ手伝い、大活躍。

台風の影響で、日曜の午後に小雨がぱらつき、急遽大きなキャノピーの下でやることに。椅子を2重に並べて小さなサークルを作ると、子どもたちや、(私が毎週教えている知的障害センターの)青少年たちであっという間に席が埋まった。キャノピーの外に彩を見つけたので、入っておいで、とジェスチャーで促したけれど、最後まで入ってこなかった。あとで、「私が入って邪魔になったらいけないし、ほかの人がドラムジャムで楽しめればいいと思ったから」と言った。彩が「遠慮」して、ほかの子どもたちに席を譲るなんて、はじめて。大きくなったにゃ~。

サイクンの友だち、エリサが私たちに会いに来てくれた。(彩と同い歳の)娘のエミリーは生憎風邪で来れなかったけど、今年の夏、ホリデー先の東京で彩を1日預かってもらったとき以来だったので、お互いcatch-upした。

夏休みの6週間、東京の兄夫婦のところへ滞在したエリサ・ファミリーも、ディズニーランドへ行ったけれど、乗り物の待ち時間が長くて、2つしか乗れなかった、とぼやくと、私も、せっかくホテル滞在のプライオリティー入場で並んだ乗り物が、「故障」となって、ほかの乗り物の列へ移った話をした。(この人気の乗り物、通常は300分(5時間!!)待ちだから、と言って、故障アナウンスのあともじっと並んで待つ家族連れも少なくなかったのには驚いた!)

すると、横でその話を聞いていた彩が、「So then I said to mummy ‘Let’s think about something nice!’と言って、NICEなものをお互いに言い合うゲームをしながら、順番を待ったのよ」とエリサに話した。そうだった。あのとき彩の天真爛漫さに救われたことを思い出した。楽しいゲームだったので、笑いながら順番があっという間に来た。

エリサはそれを聞いて、「彩はエミリーやいとこたちと遊んでいるときも、Niceなことを言って助けていたわ。一体どんなふうに育てているの?」と質問したので、笑ってしまった。だって日本の母や叔母から、私の子育てはてんでなってないような批判を受けているので。

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