チャレンジ

今日は、子供の知的障がい者早期教育センター、Watch Dogの年次クリスマス・パーティーに彩と出演した。といっても、彩はステージ上のドラムジャム参加者の一人として。

毎年多くの子供たちとその家族が集まるこのイベントには、卒業生たちも含めた顔見知りもいて、久しぶりの再会を喜び合う。皆元気そう。

うちの近所にヴァニーシャという3歳の女の子がいて、未熟児で生まれたせいか、まだとても小さくて言葉も少ない。彩は「ヴァニーシャは赤ちゃんのときにプロブレムがあったから、とてもデリケートなの。優しくしてあげてね。」と、まるでお姉さんのようだ。

思い出せば私も幼稚園のとき、当時「智恵遅れ」と呼ばれていた同級生たちを自分から積極的に仲間に入れて、歌やお遊戯をリードしていた記憶がある。こう書いてみると、あまり変化ないな、私の人生、、、(笑)。

教育や経済発展、消費社会、利害関係などでバラバラになってしまった大人たちと違って、幼い子供たちにとって「つながり合う」のは、とても自然なことなのだろう。

英語では、「障害(Disable)」という言葉が、「チャレンジド(Challenged)」に置き換えられて久しい。神様から挑戦すべきことを与えられた人達というポジティブな呼び方だ。日本語では、障害が「障がい」になった。う~ん、、、、。

今月のドラムジャム・e ニュースレターにも書いたけど、週一でドラムを教えているNesbitt Centreが、香港の年末チャリティーの受取13団体の一つに選ばれた。彼らの夢であるコーヒーショップの運営も多くの人々に支えられ、来年の春には実現しそうだ。

チャレンジに向き合って、それを乗り越えていく、また支えていく様は、人間の心底の強さを見せてくれるようだ。

その飛びぬけた例として、四肢の無いニックがいる。現在27歳の実に爽やかなオーストラリア人は、いま世界中を回って、人々に夢や希望、人生の目的や使命を見つける講演をしている。本当に「生きる」って、かっこいい!

ニックのビデオ(日本語字幕付き)は、ここです。

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