「恭喜發財(クンヘイファッチョイ)」 が、こちらのお正月の挨拶。「今年もめでたく財が栄えますように(金儲けが出来ますように)」、という意味。いかにも中国らしい。
これがまず最初の挨拶で、そのあとに、「新年快楽」と言ったり、「龍馬精神」と言ったりする。
昨日の元旦は、下着から赤のものを身に付け、セントラルでダイアンたちと会って新年会ランチをした。
洋服はもちろんのこと、お正月中に赤を直に肌に身に付けると、ことさら幸運が訪れると信じられており、暮れの下着屋店頭には、赤のブラやパンティーがずらりと並ぶ!
皆、彩にお年玉(ライシー)をくれた。中国では、お年玉袋も真っ赤でおめでたい。
ここは、サンドラの行きつけの中華レストランで、彼女は店長にもライシーを渡して挨拶していた。
中国では、大人でもこうしてお年玉がもらえる。既婚の大人は、独身の大人にライシーをあげるし、ビルの管理人や、会社の部下などにもあげる。既婚の夫婦から、ということで、2袋1セットだ。(うちはシングルなので、1袋で済んでいる。ホッ)
お正月の飾り。「福」の字がさかさまになっているのは、「倒福」(福を逆さまにする)と、「到福」(福が来る)の発音が同じため。必ず逆さまに飾る。
見た目にも、福がころっと到来しそうだ。それに、少し経って風雨でこの紙が飛ばされると、よけい縁起がいいそう。
日本だと、どちらもなんだか縁起が悪いと思われそうだけど、「当たり前」の違いだ。
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