太極拳

先月から太極拳を習い始めた。　近所に住む友人が、以前ロンドンで４年間習っていた先生をとても慕っており、年に一度の帰郷の旅の途中で香港へ寄ってもらうことに。

基礎中の基礎の集中講座をしてくれる、というので、平日の３日間、朝から晩まで、陳式太極拳と気功を小グループで学ばせてもらった。　それも美しい緑の中や海の近くで！

梁先生。

マスターならではの落ち着きを持って、初心者を丁寧に指導してくれる梁先生は、所々で質疑応答の場をもって、「気」についてや太極拳の意味、歴史などを熱心に絵や図を描きながら説明してくれた。

少林寺出身で、病弱だった子供の時、師匠について訓練したという話も。

「（まるで冗談のようで笑ってしまうほど）こんなにゆーーーっくり動いたのは、生まれて初めて！」というのが私の第一の感想。

自然とバランスの取れた動きの「型」に沿って体を動かし、気を体のすみずみまで行き渡らせ、気を練って、自然と一体化する、という感じかなぁ。　（初心者の独り言です。）

それにしても集中的に長時間練習を繰り返し、自然と気が練られたからか、２日目の晩、先生と気功練習中に、上腕（両腕）に螺旋状にしゅるしゅる動く「気」を実感した！　

、、なんていう「現象」に子供みたいに飛び上がって喜ばず、ゆっくり呼吸しながら落ち着いてしなやかに末永く動いていかないとね。（笑）