アーツ・イン・ザ・パーク (続き)

12月に入りましたね。 香港の街並みはすっかりクリスマス。 

香港の働くシングルマザー、イベントのピークシーズンと家事とで忙しいっ!

でも書きたいことたくさんありすぎ。

ブログ更新は、先月のコミュニティー・アート・フェスティバルの続きからです。 

2008年に始まったこの年次フェスティバルには毎年ドラムジャムで参加させてもらい、今年で5年目。

毎年ユニークなテーマで展開され、今年のテーマは「美術(ビジュアル・アート)」。 

ルネッサンス、後期印象派、シュール・リアリズム、キュービズム、ポップアートが5つのサブ・テーマで、

娘のダンス・グループはルネッサンスだった。 (出演前の控え室テントにて)。

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(画像をクリックすると拡大します)

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母の率いるドラムグループは、タヒチのジャングルをモチーフにした

後期印象派ゴーギャンのグループとリンク。

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土・日両日ともに一日5回のドラムジャムは、毎回行列が出来るほどの大盛況。

それぞれ個性的なファシリテーター・メンバーのチームワークが効いたなー。

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親子で出演は、今年で二度目。 お互いそれぞれのチームをサポートしあえて楽しかった!

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会場のビクトリア公園は、広くて緑溢れる香港島繁華街のオアシスだ。

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友だちも応援に来てくれた。

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製作段階で3,500人の青少年、フィナーレのパレードで600人以上が街中を行進する大型イベント、

自分も出演してるので写真を撮るに撮りきれなかったけど、

いつもながらにクリエーティビティー満開!といった感のイベント&パレードだった。

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シュール・リアリズム、サルバドール・ダリの唇の長い行列。

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ポップアート

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ゴッホとひまわりの巨大張り子

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お馴染みモナリザ。 抜群のコスチューム!

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ルネッサンス後期のアルチンボルド

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キュービズムのダンサーたち。 

ユニークな振り付けのモダンなピースを踊ってくれた。(興味ある方、ビデオはここ

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このほかにもほーーんとにたくさんのパフォーマンスやプログラム、ワークショップが同時進行するので

キャッチできなかったものが多くて残念だけど、シュール・リアリズムのダンスのビデオがここに。

子供のダンスだと言ってしまえばそれまでだけど、この音楽とこの振り付けセンス、すごいなーと思う。

奇妙な、そして少し物悲しい音楽の中で、後ろ向きに走るシュール・リアリズムのダンサーたち。

最後の退場の場面は、普通息を吐き出して膨らませる風船の中に、

皆が吸い込まれて、連れて行かれちゃったんだねー、とは9歳の娘の弁。

ふーん、そうだったんだぁー、とは若い想像力について行こうとする母の弁。

以前ドイツの舞踏家&振付師、ピナ・バウシュが香港公演前の記者会見で質問攻めにあったとき、

「あなたたちの質問に言葉で答えられるなら、ダンスなどしていません」と言ったのを覚えてる。

このダンス・ピースの「メイキング」の過程には、(うちの娘のダンスグループと同様)

テーマについてのいろんな思考プロセスがあったんだろうなーと想像すると、

子供は「丸ごと育つ」と唱え続ける篠さんのメッセージを思う。

子どもは丸ごと育ちます。

心だけ育てることはできません。

知性だけ育てることもできません。

言葉だけ育てることもできません。

からだだけ育てることもできません。

とにかく丸ごと育つのです。

ですから、

大人も丸ごと子どもと関わる必要があるのです。

そして、丸ごとの学びが必要なのです。

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