香港シティーホール・コンサートの新聞評

ビッグバンド・ジャズのコンサート。

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香港シティーホールで二晩やったショーは、日本ビッグバンド界の大ベテラン、ドラマー稲垣貴庸さんと、香港でDRUM JAMを展開するパーカッショニストの私が特別ゲストで、「We Got Rhythm. Let’s Swing & Drum」と名打った、リズムに焦点をあてた、爽快な曲のオンパレード。

ここでもチューブを使って、お客さんにも参加してもらった。 メインは勿論ビッグバンドのスィング・ジャズで、私の出番は後半、ほんの「デザート」的な感じだったのに、翌日の朝刊にすごく良く書いてもらって、驚いた。

サウス・チャイナ・モーニング・ポスト新聞評の出だしの部分を以下に抜粋。

サタデーナイト・ジャズオーケストラによる、打楽器をテーマにしたビッグバンドジャズ・コンサートのほぼ4分の3が過ぎたころ、ドラムジャムの創始者増永紅実が、彼女のドラムコレクションの一つであるアフリカンドラムを軽快に叩きながらステージ上を滑るように登場し、ショーを横取りした(かっさらった)。

カラフルなパーカッション・チューブとドラムスティック1本ずつが観客一人一人に与えられ、演奏の仕方が手早く説明された。ほんの10分も経たないうちに、増永は約500人の観客全員によるシンプルなパーカッションメロディー楽曲の演奏を成功させ、続いてデューク・エリントンの「ロッキン・イン・リズム」を奏でるビッグバンドと観客との見事な共演を繰り広げた。

増永は、まさに喜びと興奮を人々に感染させる生きた化身だ。そして今晩のショーは、喜びと興奮を求める観客たちのためのものだった。 (以下省略)

下の写真は、客席の皆さんにチューブを持って伸びをしてもらっているところ。演奏前の軽いストレッチ&リラクゼーション(笑)。チューブは赤、黄、緑など全5色あって、それぞれ長さと音程が違う。客席が色彩で埋まって、きれいだったー。

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