娘曰く、「私の人生の目的は、、、」

今年の夏休み、4週間イギリスであちらの家族と過ごしてきた娘が戻った日。

整理整頓された自分の本棚やおもちゃ箱、ひきだし等を一通り見たあと

何して遊びたい?と聞くと、「積み木!」

小さい頃よく遊んだ積み木を出して、一緒にいろいろ作って遊んだ。

単純な形の木片が、門になったり浴槽になったり。 想像力を大いに働かせて。

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そのうちそれが一部が動く積み木へ、そしてドミノへと発展していき、

これも想像力を駆使して、いろいろな長さとシェープに挑戦し、成功したり失敗したりして遊んだ。

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積み木の隣にあったお手玉も、「あ、これ覚えてる!」と手を伸ばし、

「あんたがた、どこさ」の歌を歌いながら一緒に遊んだ。

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夕食は、(自称ベジタリアンの)娘の好物を作った。

干し椎茸の含め煮と、味噌田楽、菜っ葉と豆腐の味噌汁と雑穀米ごはん。 

ひじきのふりかけに、なめたけ佃煮、梅干。

だしのきいた味噌汁を飲んだとき、

たいそう感激して「おふくろの味」的なコメントをしていた(笑)。

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夕食後、近くのビーチへ散歩して、母はサンバ・グループのリハーサル。

娘はその脇で、砂浜に絵やメッセージを描き始めた。

はじめはただ指でいろいろ描いていたのが、

文字を際立たせるために乾いた白砂をそこへ落とすようになり、

(湿った)黒砂と(乾いた)白砂のコントラストのいろんな模様へと発展していき、

最後には黒砂の上に白砂を器用に落として

(サンドアートのワークショップで習った手法)、絵を描いていた。

すると、その晩ビーチにいたキャンプ場宿泊客たちが娘の砂絵に注目し始め、

人だかりができ(!)、彼らも(大人も子供も)娘の手法を真似て、砂浜に各々の絵を描き始めた!

娘が書いたように「愛」とか「Love」とか書く大人もいた。

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これよりももっと(人々の注目を集めた)凄い絵があったけど、

サンバのリハーサル中の母は両手が忙しく、上の写真を撮る頃には

それらは砂の上の「消え行くアート」で、もうなくなっていた、残念。

このことを話しながらの帰り道。

娘のアイディアが次々と変化しながら発展していったこと、

最後には人を引き付ける美しいアートになり、

娘の中の光が彼らにも届いて、鳥とか「愛」とか、描いて楽しんでいったようだし、

彼らの中の光をうまく引き出したね、と言うと、

私の名前「彩」はradiant という意味だから、

輝く光を放って人々に届けるのが、私の人生の目的(my life’s purpose)なんだー!

と嬉しそうに話す娘を見て、母もとても嬉しかった。

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