中秋節の土曜の晩に、彩のゴッドマザー、ダイアンがsleep-over(お泊り)にきてくれた。近所では、次々と空飛ぶ提灯が空へ放たれていた。彩も一つ、これをやらせてもらった。
火を灯して、提灯が熱気で膨らむと、ふわ~っと飛び立つ。
この空飛ぶ提灯は、中国2千年以上の歴史があるそう。大昔の人々もこうして満月の夜、天を見上げていたんだな~。
ダイアンに付き添ってもらっての、楽しいバスタイムのあと、皆で一緒にいろんな歌を歌ったりした。
彩はダイアンが教えてくれた新しい歌「My Favorite Things」(映画サウンド・オブ・ミュージック)の実に美しい歌詞を、やる気まんまんで覚えようとし、ダイアンは(私の長話に夜中の3時までつきあってくれたあとで)寝る前にこの歌の歌詞を(3番の終わりまで)彩のために書いてくれた。とても遅くまで親身に話を聞いてくれた彼女に「もう遅いから早く休んで」と私が言うと、「こうしたことは、愛するファミリーメンバーに私がしたいことだから」と、明るく笑って書き上げた。ダイアンはまるでマザーテレサのような大きな愛の源だ。
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