いよいよ、母と耕二さまの香港の旅、最終日。
1日ゆっくり休んで微熱の下がった彩と5人で、ディズニーランドへ。
ランタオ島なので、高速に乗ると、あっという間に到着~。
とても空いていて (おい、世界で唯一の赤字ディズニー、大丈夫かな?)、目玉アトラクションの「スペース・マウンテン」も、全く並ばずに、入れた。
「東京ディズニーだと、5時間待ちはザラ」というコメントがきいたのか、乗り物酔いする母までもが、これに乗ろうよ、と言い出した。
彩も、これがどういうものか知らず、「クラスメートのJadeがこれに乗ったから、わたしも乗りたい」と。だ、大丈夫かな?
最後まで怖気づいていたソナムも巻き込んで、5人で乗りました!キャ~!
真っ暗闇にたくさんの星が浮かぶローラーコースターで、宇宙の中をぐるぐると回り、いつどこで上になったり下になったりするかわからない、スリル満点の乗り物だ。
私は隣の彩より、勇敢にも(?)最前列に座った母の方が、実は心配だった。言うまでもなく、この方ローラーコースターはこれが初めて。
たった2分程度だと思うけど、終わってから彩は、「ふぇ~ん」と泣いて、「これ、好きじゃな~い」
で、この通り。出口のところに出ていた私たちの写真。
これを見て、ぎゃははは、と皆で笑って、ショックを補うかのごとく、おやつタイムとなったのでした。
スペース・マウンテンをバックに、はい、パチリ。みんな、勇敢だったよ!Good job!
このあと、私が駐車場まで行っている間、なんとこれまた(乗り物酔いの)母の提案で、ゴーカートにも乗ったそう。それも、見るとなんと母が運転席に座っている!
ローラーコースターにゴーカートだなんて、とてもunlikelyなことをやってのけた母に、香港の旅でのトランスフォーメーションを垣間見た、なんて、大げさかな?だって、自転車にもメリーゴーランドの木馬にも乗れない人が、、、。これは、大冒険だ!
というわけで、これでもう思い残すことはない、と思ったかどうかは定かでないけど、お二人は明日早朝のフライトに向けて、ホテルへ帰って行ったのでした。(私たち3人は、しっかり最後の花火まで見た。せっかくのディズニーランドだものね)
1週間の母たちの滞在は、予想以上にとても楽しいものとなって、本当によかった。
初日に見た、8千万年前の白亜紀の地球から、約2千5百年前に生きていた釈迦無二仏陀、(ワイン2本目で)3人で前世のことまで話した、夜景を見下ろすスカイ・ラウンジ、母としたお墓の話、そして時間というコンセプトを突き抜けるような、宇宙空間の高速スペースマウンテンまで、
なんだか、みんな遥々巡りめぐってやっと出会えたような、ただここにこうして一緒に存在することがまるで奇跡のような、繋がりあう生と魂。そんなことをぼんやりと考えながら、感謝の気持ちで、内側がとても満たされていた。
I am very content.
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