ソーシャブルな週末

KLでの大きなギグの後、お疲れ休みを、と思っていたけど、小さなギグがポツポツ入っていて、休む暇なし。とほほ。あっという間に金曜日。

今日は何も入ってないぞ、と思ったら、朝、携帯にメッセージあって、ムイオーに住む友人フィリナが先日プリンスエドワードのフラワーマーケットでブーゲンビリアの大きな植木を買ったので車で運んでくれないか、とのこと。

今日でなくてもよかったんだけど、来週のスケジュールをみたら今日しかない。

自分のことばかりにのめりこむ傾向の強い私には、たまにはこんなふうに即興的な人助けもいいよな、と思い「Sure!」と返事して、彩を幼稚園へ送ったあと彼女をピックアップした。

ムイオーで腹ごしらえをしながら、ふと思いついて香港ガーデニング協会のジャクリーンに電話を入れ、(せっかくランタオ島から九龍のフラワーマーケットまで行くのだから)なにか要るものない?と聞くと、この季節にしか出てこないカラディウムが売っていたら、とのこと。

植物の名前を知らない私は、カラディウムと言われても、ぴんとこない。で、通り道がてら、ジャクリーンのうちへ寄ってそれがどんな植物なのか見せてもらうことにした。

すると、ジャクリーンの広々とした庭は、以前寄らせてもらったときよりものすごく進化していて、予期せず素晴らしい「お庭訪問」となった。たぶん同年代であろうジャクリーンとフィリナはすっかり意気投合した様子で、会話に「花が咲いた」!

美しいお庭の中に流れるゆったりとした空気。

香港理工大学でデザインを教えるフィリナは、引退間近のドイツ人。3ヶ月ほど前、あるコンサートで知り合った。フラワーマーケットではカラディウムを見つけることが出来たほか、お互い生花や花瓶なども買い、色鮮やかな楽しい時間となった。あ~よかった。

ムイオーへ戻ってフィリナの屋上ガーデンに植木を運び入れ、ジャクリーンに頼まれ物を届け、うちへ戻ると、これまた予期せず、近所のKayちゃんと娘、まやちゃんがいた!

イースターホリデー中、フィリピンのパラワン島で開かれた「カマリクタン・フェスティバル」へ行ってきたKayちゃんたち。

久しぶりなので夕飯に誘い、フェスティバルの様子をうかがっている間、二人の女の子は一緒にお風呂。

まやちゃんは、とてもたくさんの「赤ちゃん語」を一生懸命話している。声の起伏あるし、いろいろ話していてかわいい。「あや、あや」とは言うけれど、まだ自分の名前を言っていないそう。いつ言うようになるのか、楽しみだ。

このあと、彩としていた約束を守るべく、素早く仕度をして、プイオービーチで彩と二人でキャンプした。車があると、便利~。

散歩中のコリンと、ラマから遊びに来ていたアナプルナと娘、スバドラも立ち寄って、思いがけずワイワイ楽しい金曜の晩となった。

翌朝は、パンケーキとコーヒー、ジュースで朝食をして、

ビーチレストラン、「ウララ」の前を通りがかると、なにかイベントをやっていた。すぐにスタッフに声をかけられ、知的障害児早期教育施設「ウォッチドッグ」の親子ディ・キャンプだと告げられた。ウォッチドッグで以前ドラムクラスをやっていたので、よく見ると顔見知りもちらほら。

企業がスポンサーになって、ボランティア社員を派遣して、社会貢献のアクティビティーをする、というの、香港ではとてもよくある。日本でもそうかな?

テントを畳んで、今度は同じプイオー村に住む友人、キンジーのところへ、最近生まれたばかりの子猫を見に行った。

うちへ戻ってソファベッドを広げ、映画をみてリラックス~。

彩がイギリスのお父さんとスカイプでおしゃべりしているあいだ、まやちゃん親子が彩の使っていたおもちゃのピアノをピックアップに訪れ、しばらくするとリンダがパジャマを持ってスリープオーバーに来た。

翌日、ギグの前に、昔バーニングマン・フェスティバルへ一緒に行ったダニエルとチムサァチョイで再会。

なんともソーシャブルな週末でした。(KLギグの間、休日仕事してくれたソナムに連休をあげたので)

シングルマザー・ライフは、どこで休んでるんだかよくわからないうちに、娘が育っていく感じかな。

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