シャンティが死んだ

昨日、うちの6歳の猫、シャンティが死んだ。

二晩帰ってこなくて、どこへ行ったんだろうと思っていたら、痩せて弱っているのを、庭で見つけた。急いで獣医に連れて行き、点滴をしてもらった。 点滴の袋をうちへ持ってきて、その晩も点滴をした。

よろよろとだけど自分で歩けるようになったので、点滴のおかげで助かった、と思ったら、翌朝私のオフィスルームで死んでいた。目をあけたままで。

獣医は腎臓が、と言っていたので、毒蛇にかまれたのかも。この辺りは自然の生い茂るジャングルだから。

起きてきた娘がこの悲しい知らせに、泣いた。 そして私も一緒に泣いた。 よくお喋りするかわいい猫だった。私に一番懐いていて、仕事中ひざの上によく乗っていた。

娘が朝学校へ行く前に、裏庭に穴を掘ってそこへ埋め、線香を焚いて冥福を祈った。 人間のまぶたのようにはなかなか閉じなくて、目を開けたままのシャンティの上に土をかぶせた。 硬くなったシャンティの体は、まさに「抜け殻」で、そこにシャンティはもういなかった。 どこにいったんだろう?

目を開けたままあちら側のドアが開いて、逝ったシャンティ、すーっと魂が抜け出て、空中へ浮かび上がったのかなー、とその瞬間のことを想像する。

命ってはかないね。 生きてるって、そして死ぬことって、すごく神秘的なことだと思う。 神様の世界の秘密。

エチオピア、オモ族のビデオ。

近代化社会に生きる私たちより、なんだか神様の世界に近いところに居るような気がして。

コメント

タイトルとURLをコピーしました