娘のゴッドマザー、ダイアンが送ってくれた
N.Y. に住む14歳の日本人天才ロック・クライマー
白石阿島ちゃんの記事を読んでいたら、
彼女のお父さんが、昔N.Y.でお世話になった
ことのある、暗黒舞踏家、ポッポさん
であることを知り、びっくり。
6歳の時にセントラルパークでボルダリングと出会い、
すぐに「一生これをやっていこうと思った」と言うから、
天性の素質があったのだろう。
阿島ちゃんの父、ポッポさんはその素質を見抜き、
以後踊るのを辞めて、娘の育成に没頭。
「娘の可能性が自分より大きいと思ったから」
とインタビューに答える彼は、クライミングの経験は
ないけれど、舞踏で学んだこと、心を空にすることなどを
娘に伝承し、コーチ兼ロープのサポート役を務める。
「阿島は、ここが強い、第三の目が」と、おでこを指して語る。
ポッポさん、そのスパイキーな髪型と思想、
29年前(!)に会った時と変わっていないなー。
素敵な前衛アーティスト。
ロック・クライミングの難度を示す、V-10を8歳で完登し、
最近V-14を登り切った。子供、いや女性では世界で彼女が初めて。
日本人の母は、N.Y. 5th アベニューの
ミキモトで働いて家計を支え、
娘のクライミング・ズボンを全て手縫いし、
阿島ちゃんはシュタイナー学校に通いながら、
クライミング・ジムで週に5日練習しているそう。
すごい親のところへ降りてきた、
すごい魂の子供みたいだ。
私の好きな子育てブログで、「伝承する」ことについて
読んだばかりだったので、ポッポさんのやってること、すごく印象的。
以下は、Google検索でみつけた、私の知る
前衛暗黒舞踏家、80年代のポッポさんのポスター。
「クレージー・ミー、クレージー・ユー」
の下に、「プラス、尊厳(Dignity) 」と書いてある。
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