ぽかぽか陽気の日曜日、月例のコミュニティードラムサークルに大勢の人々が集まった。
地元楽器店が開催するミュジックカーニバルのオープニングが、1時間半のドラムジャム。これをもうかれこれ10年以上やっている。
ビクトリア湾が目の前に広がる香港文化センターの屋外会場は、観光客も多くて参加者はいつも多国籍。幼児からお年寄りに加えて私の友だちミュージシャンたちや、車椅子の人、知的障がい者など、いろんな人が集まる。
それに外で皆で音楽を奏でるのって、やっぱり気持ちいい!上空には鳥が舞っていて、ときどき鷹のような大きな鳥が私たちのすぐ真上まで降りて来て、円を描き、歓声が巻き起こった。
今回はサックスとトランペットが加わったほか、タブラ、カホン、ドゥンベック(それぞれインド、スペイン、中東の伝統打楽器)奏者も来てくれて、バラティー豊かな合奏曲が爽やかなウォーターフロントに鳴り響いた。
この円の外で遠巻きにこれを見ている人たちも拍手と声で巻き込んだり、参加者をショウケースしたりしているうちに、ふとみると殆どの顔が微笑んでいる! 音楽は、なんともすごい力を秘めている。
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