幸せの経済学

九龍チムサァチョイでの屋外ドラムジャムの後、ドキュメンタリー映画際のオープニングに出掛けた。平和と継続可能な生き方をテーマにした様々な映画が(無料で!)3月17日まで上映されている。スポンサーのKadoorieに感謝!

この日上映されたスウェーデンの女性監督 Helena Norberg-HodgeのThe Economics of Happiness(幸せの経済学)は、今の世界が向かっている危ない方向へ斬新なメスを入れる、見事な映画だった。上映後には監督との質疑応答&ディスカッションもあって、様々な意見、情報交換&ネットワークができた。

私が学生の頃は、「国際化」という言葉が新しくってもてはやされた感じだったけど、国際化の代償は環境問題だけでなく、人の心や幸福感に大きく影響しているということと、一握りの多国籍企業がより強くなっていく政治背景などを実にうまくまとめた映画から、学ぶことが多かった。

国際化から地域化への変換の一番身近な例は、スーパーや大型チェーンでの買い物を極力減らして、地元商店や市場で買い物すること。うちの近くのスーパーにはオーストラリア産の人参しか売っていなくて、それが地元産の土の匂いのする人参より安いなんて、変だよ。

コメント

タイトルとURLをコピーしました