インドのパーカッショニスト、ガネーシュ・クマー氏が来港していて、昨日ビデオ・インタビューをしてきた。画像は、ここ。
トカゲの皮のそれはそれは小さなタンバリン、カンジーラという南インドの伝統楽器を現代に広めた素晴らしい奏者といろいろ話して印象的だったのは、子供時代のこと。 母として興味があったので、どんな子供だったか、そしてどんな子供時代を過ごしたかを質問していたときのこと。
演奏家ではないけれど、芸術に深い理解のある親をもったことと、学びたいという自分の強い興味、そしていい先生に恵まれたこと。この3つが成功のフォーミュラだと語った彼。 私も同感。 先生はガネーシュにとって親友でもあり、哲学者、思想家でもあり、いい音楽家となるために必要なありとあらゆることを教えてくれたそう。 彼も8歳と10歳の男の子の親だ。
伝統音楽の中で廃れかけていたこの楽器を再びよみがえらせ、マックス・ローチ、グレン・ベレツなど、世界的に有名な音楽家と共演。 ニューヨークの大学で1年教えたことで、世界が広がったそう。 ジャズ、ワールドミュージックで活躍だ。
このあと、ちょうど香港へ遊びに来ていたカリフォルニアのパーカッショニスト、マイケル・プルズニックとも会った。 多くのCDと教則DVDで有名な彼とは、会ったのは初めて。でも世界は狭いねってことで、共通のドラマーたち、私が90年代にサンタ・クルーズで知り合ったミュージシャンたちとでつながっていることがわかり、すっかり意気投合。 午後の予定を変更して、ランタオ観光となった。
彼がfacebookに出した香港での写真がきっかけで、リック・ウォーカーともつながることができた。
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