カナダでの生活

ひと月も行って、毎日いったい何して過ごしてるの? とは東京のキャリアウーマンの母のことば。

時差ほけもあったから、ひと月あってよかった~。 1、2週間だったら時差ぼけがやっと抜けた頃また飛んで、すぐまた時差ぼけってことになるからね。 体の基本リズムって思ったより根深い。

今年の夏、香港で結婚予定の友人、タマラのブライド・メイド(私)と、フラワー・ガール(娘)、そして香港からもう一人のブライド・メイド、スーとひと月、湖のまん前のコテージを借りて、冬休みを一緒に過ごした。

ブライダル・シャワーは、女の人たちだけ、それも小さな子供からお婆さんまで、友人、親類たちが一同に集って、これから花嫁となる女性を祝福し、エンパワーする伝統習慣で、出席したお婆さんたちもかつて同じようにブライダルシャワーをしてもらったと話してくれた。 いいね! 

西アフリカ、ギニアの田舎村で母を祝う祭りに出くわしたことがあったけど、これも女たち、若い母からお年寄りまで、大勢の母親が集い、一日共に歌い踊る伝統習慣だった。

私も娘を産む1週間前に、ダイアン率いる女友だち12人に集まってもらって、母となる通過儀礼をしてもらった。 ものすごくエンパワーされたのを覚えている。

話がそれたけど、タマラのブライダル・シャワーでは、娘がタップダンスを踊ったほか、カナダの子供たちのコーラス、また私とスーで音楽のライブもした。スーはシンガーソングライターで、今回のホリデー中に3本パフォーマンスの仕事もした。 下は娘が描いた私とスーのライブの絵。 (穴がいくつもあいている箱は、カホンという木製ドラム)

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伝統といえば、この港町ポート・ドーバーでは、毎年元旦の朝にハーバー博物館で大きな「オープン・ジャムセッション」が行われている。 マンドリンやバイオリン、ダブルベースにアコーディオンなど、町のアマチュア音楽家たちが総出で、熱気むんむん。 それも若い人から高齢者までが合同で、これまたなんともいえない景気のいい音楽を奏で続けた。タマラ曰く、これがカナディアンの伝統的フォーク音楽なんだそう。 (イタリアの結婚式のような??)実にハッピーな音楽だった。

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私のカホンは、どこに行っても注目の的。 港町に住むカナダの男たちは多分DIYタイプが多いのだろう。 簡単に作れそうなただの木箱から出てくる意外な音に興味しんしんの様子だった。

コメント

  1. A より:

    Lantauでのピクニックについてgoogleしていたらたまたまこのブログに着きました。なななんとーうちの旦那さんはport dover出身です!同じlantauの住人、かつドーバーと来たら偶然すぎてコメントせずにはいられませんでした。
    冬にドーバーに観光に行く人、いるんですね!笑
    13日の金曜日と夏だけかと思っていた。。
    south lantau、素敵ですね 香港に数年いますがまだ行ったことない!今ちょうどキャリアブレイク中で暇なので、少しあったかくなったら子供をつれてビーチに行きたいなぁー

  2. パンケーキ より:

    Aさん、コメントどうもありがとう。
    お返事遅くなりました。旦那さまがポートドーバー出身なんですね。そしてランタオにお住まい。偶然ですが、偶然でないかも。(笑)
    暖かくなってきました。お子さん連れてサウスランタオ、どうぞ遊びに来てください。うちはプイオービーチの近くです。

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