インドの旅 その3 わらぶき屋根とラマナ・マハリシ

エコ・ビレッジ「アチャラン」に短期滞在中、わらぶき屋根の葺き替えが始まり、

親子で1日体験させてもらった。

まずは、古い屋根の解体作業から。 

屋根の上で村の衆が外していく藁を束にして、それを頭に乗せて運ぶ。

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単純作業だけど、干ばつに近い状態で、汗と埃にまみれて何時間も続くので、

昼食やお茶の休憩時間が待ち遠しかったー。

屋根の前でガッツポーズしながらも、椅子に座って休む親子。

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もう一つの椅子に座っているのは、南インドの聖者、ラマナ・マハリシ。 

16歳の頃に突如として起こった死の体験に触発された内的探求から、

完全な、無限の、不死の至福である真我こそが私であると悟り、

その後1950年の死去まで、54年間覚醒した状態で生きたそう。

真我とはこの肉体ではなく、エゴのような小さな私でもない、と精神世界への道を説いたこの方の前を、

重い藁の束を担いで何度も往復したことは、きっと忘れないだろうなー。

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地べたに座って右手でいただくインドのご飯は、味覚神経の「全て!」に触れる、圧倒的なスパイシーさ。

うちの8歳児はすぐにこれに慣れて、よく食べた、食べた。

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