キャンプの週末

4日間の上海出張から金曜の夜遅く戻り、翌朝10時に近所の友だちが私と彩を迎えに来た。彼らは金曜からキャンプしているとのことだったので、私たちは土曜の昼間だけ顔を出すのかと思っていたら、今日もキャンプするという。起き抜けの頭で、言われたまま慌ててテントとマットを掴んで、いざ出発!

車中で、行き先は国立公園に指定されている非常に美しい、しかも辺境にあるキャンプ場であることを知らされ、ワクワク。山の中で車を降り、そこから荷物を持って15分ほどハイキングして海辺へ降りると、想像以上の美しい環境がぐわーっと広がっていた。メンバーはラマ島のときの仲間たちと、プイオーのティナの子ども二人&ヘルパーさん二人&犬一匹。子どもは下から、2歳半、3歳半、5歳(彩)、8歳、11歳。

今まで見た事のある中で一番大きな、バナナ・スパイダーをあちこちに発見!子どもたち大喜び。

ビーチには、私たちのほかは誰もいなくて、海水もきれい!30センチほどの銀色の魚が水面から飛び出したり、小魚が私たちをつついたり、カニを捕まえたり、大きな自然に囲まれて、至福のひと時。皆で、ここ、タイやフィリピン、ベトナムなどのホリデー・ビーチみたいね!と言い合った。

陽が傾きかけてきたころ、皆で薪を集め、アフメとナジーブによる、アフガン風ラムもも肉の丸焼きが始まった。持参した鉄の棒で穴を開けてニンニクを埋め、塩コショウ、ハーブとパプリカで味付けをし、焚き木のそばへ立てた。

時々くるくると回転させながら、3時間ほどじっくりと焼いたお肉は、絶品。

上海で買ってきたミニ・ギターや打楽器を持っていったので、夜も盛り上がった。それよりもなによりも印象的なのは、夜中の星空!快晴だったので、オリオン座の中だけでも百個くらいの星が見えた!

翌朝、蝶々が私と彩のテントに入ってきた。(いろんな種類の蝶々が回りに飛んでいた)11歳のスキャンダーは、とても自然にしかも優しく手を伸ばし、蝶々を自分の手のひらにとまらせた。彩が目を輝かせていると、なんと彼女の髪にまるでヘアピンのようにとまったところを、パチリ。

日曜も丸一日、大人も子どももおおいに楽しんだ。で、あまりにもいいところなので、もう一晩キャンプしていこう、ということになり、大人も子どもも賛成!

結局2泊3日(アフメ・ファミリーは3泊4日)のキャンプとなった。そばにいる牛たちが、私たちの残飯を狙って、こいつら、一体いつ帰るんだろう、とでもいいたそうに、時々私たちのエリアのゴミ箱へ来た。

上海出張旅行の疲れもとれ、大自然の中で友だちとおおいに戯れた週末となった。

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