ジェーン・グドール来港

世界的に有名な霊長類学者、ジェーン・グドール博士が香港へ来て、彼女のビジョン(=希望)と活動を支援するチャリティー・ディナーがグランドハイアットホテルで開かれた。

チンパンジーなどの霊長類の研究で有名だけど、動物云々を遥かに超えた、地球・人類・世界への愛と信念、自然保護や教育の活動が紹介された。

ドラムジャムは、1stセットにドラム&うた&ダンスのショウを、そして2ndセットでは出席者全員でのサウンドチューブ合奏をリードした。ジェーンも特別ゲストとしてステージに上がって、軽やかに踊りながら私たちとリズムを共有した!

このギグにはいくつもの「魔法」がちりばめられていて、初めて共演したメンバーたちとの絆が深まったばかりでなく、私の今後の活動や展開のいいヒントをもらったような気がしている。

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アフリカ・タンザニアにてフィールド調査を始めた頃のジェーン。26歳。

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学者から活動家(アクティビスト)となり、メッセージを世界へ発信し続けるジェーン。今年76歳。

イベントの目玉だったジェーンのスピーチの中で、彼女はいかに彼女の母親が賢い(Wise)人であったかについて触れ、(特に客席の母親たちへ向かって)親という役割について、また若者へのサポートと教育の大切さを語った。

ジェーンの活動の一つ、Roots&Shoots(根っこと新芽)では、その目的を以下のように挙げている。

・ 自然環境に関心を持ち、深く関わっていくことで社会にプラスになる変化をもたらすこと。

・ あらゆる動物に対して尊厳と思いやりを抱くこと。

・ 異なった文化、民族、宗教、生活環境にいる世界中の人たちと、お互いに理解を深めること。

・ これらの活動を通して若い人たちが自尊心を育て、自信と希望を持って社会で活躍すること。

そしてこうした活動は、地域や年齢を問わず、世界各国で広がっている。日本語のサイトは、ここ

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