今日、娘のゴッドマザー、ダイアンから、
ニューヨークタイムズの記事のリンクが送られてきた。
「時代はまさに変わっていってるね」と彼女のコメントがあり、
見てみると、ミス・ユニバース日本代表に黒人系アメリカ人と
日本人のハーフの女性が選ばれた、というニュース。
宮本エリアナさん (20) の日本語の記事は、ここ。
ニューヨークタイムズの(英文)記事によると、日本人と外国人のハーフの赤ちゃんは
ここ毎年2万人ほど生まれており、全体の約2%を占めているそう。
うちの娘も英国人と日本の「ハーフ」で、日本国籍を持つ。
国際舞台での世界ミス・ユニバースのルールでは、
もちろん何も問題ないのに、今回は日本生まれで日本育ちだけれど、
黒人のハーフが日本代表に選ばれたということで、
ミスユニバース始まって以来の議論となっているそう。
記事にもあるように、応募のきっかけは、
日本に住む(米国白人系)ハーフの友だちの自殺。
自分がミスユニバースの表舞台に立つことで、
島国である日本の人種差別に
光を投げかけることができれば、という考えだ。
ほかの応募者にはない「パーソナル・ストーリー」を持ち、
人種差別撲滅の使命を持ったミス・ユニバースなんて、前代未聞。
彼女のこれまでの体験と未来へのビジョン、
そしてそれを語るときの彼女の内面の輝きが、
選考へのプラスとなったのだろう。
最後に、とても心温まるビデオを、ここにシェアします。
肌の色や人種差別だけでなく、同性愛や宗教、障がいなどの差別を
通り越したところにある人間性は、力強くて、とてもしっくりくる。
皆がこの地上で、素晴らしい人生を過ごせますように。
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