深セン・フラワーマーケット

旧正月を間近に控え、香港ガーデニング・ソサエティーの企画、深セン・フラワーマーケット・ツアーに行ってきた。

深センは、かつて人口3,000人の漁村だった地域が、�ケ小平さんの「改革開放政策」によって、人口800万人の都市に発展した、香港と陸続きの中国の街。

旧正月前に毎年開かれるこの「花の市」、大盛況で大混雑。入り口門の前には、干支の虎が勇ましく立っていた。

黄金色の密柑は、富を呼ぶ縁起物。

これまた鮮やかな黄金色のレモンのようなこのフルーツは、英語名ではなんと Nipple Fruit (乳首フルーツ!)だけど、中国名では、一家五世代という意味の名前で、お正月に家族が集まる席の縁起物。

あと、香りのいい水仙、

根っこごと鉢植えとして売られている桃の木、

数々の色と形の胡蝶蘭などが、お正月の定番だ。

但し、胡蝶蘭とサボテン、食虫植物は、香港への持ち出し禁止。胡蝶蘭は、香港マーケットの値段を守るためだと思う。だって、ここはなにもかも驚くほど安い!

私もほかのメンバーと同様、トロリー&ボックス持参。あまりの安さに、持ち帰られるだけいろいろ買ってきた。今年は、家の外も中も、花に囲まれてスタートだ~♪

今日は気温25度。快晴で気持ちのいい日だった。

天気予報によると、明日から15度くらいになって、雨。旧正月は、1月でも2月のときでも、いつも冷え込んで雨だ。

あとは、なにしろ派手で鮮やかな花、花、花。

ポインセチアもここ中国では、西洋のクリスマスとの関係を一切無視して、おめでたい赤い花の一つとして、かなりの量が並んでいた。

盆栽専門の花園には、こんな巨大な木が!

ふと裏道へ入ると、こんな光景も。

42人の団体(バス)日帰りツアーは、西洋人の方が圧倒的に多くて、自由で気軽な感じだった。日本の団体旅行とすごく違って(当たり前だけど)、文化の相違(個人主義vs団体行動)についてなど思いをめぐらせていたら、あっという間に香港、フェリー埠頭へ到着。

楽チンな旅だった。来年もまた行きたいな。

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