焼却施設 建設反対デモ

香港ではいま、私たちの住むランタオ島の南側、長沙の沖にある離れ小島Shek Kwu Chauを埋め立てて超巨大な焼却施設をつくる画が進行中です。

長沙のビーチからよく見える場所にある、香港には珍しく自然が残っている美しい島です。計画の焼却施設は時代遅れの技術を使い、他の候補地よりも建設期間が長くかかり、費用も多くかかるというもの。

自然や環境破壊だけでなく、焼却場からはダイオキシンを始め有害なガスの発生が見込まれるため住民の健康への被害も想定されます。

ということで、市民団体Living Islands Movement (LIM)、環境保護団体、島民が声を掛け合い、この週末に香港の街で大きなデモを繰り広げました。

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日曜のフェリーは、デモ参加者でいっぱい。フェリーの上ではミュージシャンを集めて歌のリハーサルをしたり、友人リーナが香港の愛らしいマスコット、ピンクのイルカをペイントしたりして、みんな意気揚々。

オリエンタル・デイリー(東方新聞)が報道したTVニュースは、ここで見られます。私もたくさんの友達と一緒にこれに映っています。お面をつけてるけど、わかるかな? 英語のビデオは、ここ

太鼓たたいて、皆で作った歌(このデモにあった歌詞の替え歌)を歌い、子供たちやティーンエージャーも先頭に立って頑張った。セントラル埠頭からアドミラルティーの街中を長蛇の列で練り歩き、政府ビルへ集合したときには、広場に溢れるほどの人たちが集まった。

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新聞やTVにも取上げられて、報道されたからよかった。(ほっ) 去年東京で6万人が集まったという反原発デモがほんの小さくしか報道されなかったときの、人々の気持ち、、、。

香港は比較的デモがしやすい場所だと思う。 お隣の中国本土では全く出来ないので、香港人たちはまるで言論の自由の力を行使する筋肉を定期的に鍛えているかのように、何かあるとデモが組織され、大勢の人々が看板を持って行進する。

今回のデモも、きちんとオーガナイズされたもので、警察の交通規制エスコートがあった。

私たちの訴えと署名が政府長官に手渡され、来週月曜の環境問題パネルで話し合われるそう。もう一押し!頑張ろう。

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