餅つきと、サードカルチャーキッズ

毎週土曜日、うちの娘が通う「香港日本人補習校」の年次餅つき大会が、香港柔道館で開かれた。

娘曰く、「補習校で、一番楽しいのが、これ!」

(あと、秋の「日本の」運動会も大好き。)

「お餅をついたあと、皆で丸めてあんこやきなこをつけるのも楽しいし、とってもおいしいんだよ~」

国語科3(小3)の級友と、担任の黒川先生。

この日は日本舞踊のパフォーマンスや、折り紙実践もあった。

サード・カルチャー・キッズ(=第三文化の子供たち)とは、人格形成に影響を及ぼす時期や思春期を、母国以外の文化圏で何年も過ごしている、或いは過ごしたことのある子供達のことを指す。(TCKsより抜粋)

「属する」ということに関して、属する土地が無い、故郷が無い、と思う子供たちは、大概思春期に「アイデンティティー・クライシス」を通過することとなると、読んだことがあるけれど、彼らが属するのは土地ではなく、同じような育ち方をした人達との関係にあるようで、この日本人補習校の持つ役割は大きい、と思って通わせている。

将来「ワールド・シチズン」(=世界の市民)として生きていくであろう子供たちに、こうして色々な日本文化を紹介してくれる補習校運営委員&サポーターの方々に、感謝。

ちなみにこの補習校は、娘が小1の時に(絶好のタイミングで)熱心な母たちにより開校した。その後3年弱の間に、幼稚部と国語科、継承科が出来、将来は中学部の開設も予定されているそう。

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