香港理工大学での3.11 1周年フォーラム パート2

日英、広東語、北京語の飛び交う丸一日のフォーラムではワイヤレスのイヤフォンを通じて各国語の同時通訳があって、世界から集まった数々のプレゼンターが並んた。

中でも、福島県住民の(小さい子の母でもある)組合員の話。 フクシマの現実が伝わってきてすごかった。

マスコミを通じた政府の情報コントロールで、(全くもって政策的に)皆をバラバラにして、まとまって立ち上がれないでいる状態。(この「バラバラ」病は世界中至る所で蔓延しているよね、軍事、政治、商業、金儲けにとってはそのほうが最も都合がいいから)

Q&Aでは、香港人の間から出た当たり前の質問が出た。例えば、

・なぜ日本人は反原発の大きなデモを行わないのか

・なぜTepcoを訴えないのか

・なぜ労働者達がストライキをしないのか

・脱原発活動家(アクティビスト)たちはなにをしてるのか

などに、日本の、そして東北地方の困った現状を説明してた。母としての視点の話もすごかった。

午後から仕事だったので参加は午前中のみだったけれど、あぁいう集まりに行って本当によかった。アート作品や写真の展示などのある香港理工大学の一室で、積極的に意見交換しあう若者たちやベテラン学者たちと混ざって、インスパイアーされた。

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